
【9事例】お客様の声に応えて大失敗!? マンガ&図解で 「インサイト」を解説
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今回はキャッチコピーで活用されることの多い「USP」について解説します。
「欲しいと言っているもの」と「実際に買うもの」は違う!?
このマクドナルドや食器会社の事例のように、
お客様が「欲しいと言っているもの」と、「実際に買うもの」は必ずしも一致しません。
なぜなら、アンケートやインタビューで集められるお客様の声は「理性的」な思考から生まれる意見も多い一方で、実際に商品を購入するときには「本能的」に、または無意識の思考によって購買判断がなされるケースが大半だからです。
健康に良いサラダを食べようと思っても、ついついポテチに手が伸びてしまったり…そんな経験ありませんか?
マーケティング活動において、このような無意識の思考を「インサイト」と呼びます。
マーケティングにおける「インサイト」とは、
「消費者自身が気付いていない、隠れた心理」を意味します。
この無意識の心理を認識させ行動に移させることで、商品の売り上げがアップしたり、来客が増えたり…といった成功事例が数多く存在します。
新しいインサイトを突き止めることで、今までにない画期的なコンセプトを打ち出すヒントが生まれやすくなります。
また、インサイトは「潜在ニーズ」と混同されがちですが、それは誤った認識です。潜在ニーズは既に本人の中に欲求がある状態ですが、インサイトはまだ欲求さえ生まれていない状態、または潜在的な欲求に気付いていない状態です。
以下ではインサイトに注目することで成功した事例を、7事例まとめてご紹介します!
「インサイト」活用事例
①日清食品「カップヌードルリッチ」
②ライオン「ナノックス」
③フォルクスワーゲン「ビートル」
④大戸屋ごはん処
⑤カリフォルニア牛乳協会
⑥P&G「ファブリーズ」
⑦ IKEA
このように、無意識に当たり前だと思い込んでいた点を改めて深く洞察することで、意外なインサイトに気付かされることがあります。
今回ご紹介した事例を参考に「インサイト」という視点を加え、今後のマーケティングに活かしてみてはいかがでしょうか?
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