
【不動産系事例7選】対面営業→WEB集客メインに転換して売上UPする方法とは?
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昨年から続く世界的な感染症は、様々な業界に暗い影を落としています。
不動産業界も例に漏れず、東京商工リサーチが2021年4月に実施したアンケート調査によると、不動産業220社中162社(73.6%)がコロナの影響を受けていることが明らかになりました。
(参考:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2105/07/news055.html)
このような状況の中、従来のような対面営業が困難になったことで、WEB集客へのシフトに積極的な企業も増えています。
本記事では、WEBのインバウンドマーケティングによって認知・売上拡大に成功した事例をご紹介します。
1.バーチャル展示場
旭化成ホームズが提供する「マイデッサン」では、気になる建物をクリックすると、VRで360度の間取りを見学できます。実際に足を運んだかのような体験ができることから、その気軽さも相まって話題となりました。
(参考:https://newswitch.jp/p/21934)
「VR(=仮想現実)」は主にゲームや音楽イベントなどで活用されている印象が強いですが、不動産業界でも徐々に活用の幅が広がりつつあります。「マイデッサン」のようにVRを活用することで、HP上に“バーチャル展示場”が展開され、仮想空間でのリアルな内見をお客様に提供できます。
2.オウンドメディア
オウンドメディアによるコンテンツマーケティングも多くの不動産会社で実施されています。認知獲得、ブランディングの向上につながる定番の手法ですが、競合が多いなかでターゲットの印象に残るメディアにするためには、他社との差別化が重要になります。
オウンドメディア運営に成功している一例をご紹介します。
① SUUMOジャーナル
(参照:https://suumo.jp/journal/)
不動産や住宅情報はもちろん、防災に関する情報や、ちょっとした日々のお役立ち情報なども発信しています。
まだ本格的に不動産を探していないサイト訪問者にも面白いと思ってもらえることで、HPへの定期的な訪問者を獲得することができています。
②ひつじ不動産
(参照:https://www.hituji.jp/)
「ひつじ不動産」はシェアハウスの情報を特に多く扱っているWEBメディアです。シェアハウスを検討中の20〜30代をメインターゲットに、彼らの細かいニーズに応えられるような物件情報を更新しています。
タイトルには堅い表現を使わず「ようやく料理ができそうだ」「夜更かしは計画的に」「あたたかな時間」など、ターゲットの世代感に沿ったユニークな表現を多用している点も特徴的です。
③ LIFULL HOME’S
「したい暮らしに、出会おう。」というキャッチコピーを掲げ、「音にこだわりたい」「桜が見たい」「バリアフリーを重視したい」など、理想の暮らしに合うライフスタイルや物件を探せるサイトです。
物件を探すユーザーだけでなく、暮らしをより良くしたいユーザーを広くアプローチできるサイトになっています。
(参考:https://www.homes.co.jp/life/)
3.SNS
近年はSNSを活用したアプローチも主流になりつつあります。過去にTwitterやInstagramなどで、不動産関係の投稿を目にした方も多いのではないでしょうか。
TikTokは不動産系の発信とかけ離れたイメージを持たれがちですが、使い方によっては販促ツールとして大きな成果を得られます。
奈良市の翔星建設では、若手社員の主導のもとTikTokで物件紹介を開始。自分が内見しているかのようなカメラワークで内観を紹介している30秒動画が反響を呼び、たった5カ月で約6000人のフォロワーを獲得しています。新しい動画の再生数が伸びると1日に数十件のお問い合わせが入ることもあるそうです。
(参考:https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00160/122300221/ )
その他、多くの不動産会社でSNSが活用されています。
・オープンハウス(Twitter)
【今日から新CM!】
— オープンハウス(ゆる運用) (@openhouse_group) June 16, 2021
人気アナウンサー #石井亮次 さん、CM初出演!🎊#東京03 #角田晃広 さんと、オープンハウスのマンション「#オープンレジデンシア」 シリーズをアピールいただきました!東海エリア&WEB限定CM、ぜひご覧ください♪
公式チャンネル⇒https://t.co/vpw0akkpwA
\\でら売れてます!// pic.twitter.com/tOKOt0J0d9
・Woman.CHINTAI(Instagram)
・積水ハウス(Instagram)
まとめ
本記事では3パターンの活用事例をご紹介しました。
① VRを活用し、実際に足を運ぶことなくリアルな内見をしてもらう
② オウンドメディアで自社にしかない専門性をアピールする
③ TwitterやInstagram、TikTokなどのSNSを活用
今年に入ってもまだまだ猛威を振るう感染症ですが、新たなアプローチで集客できれば、苦しい状況を打破する一助になってくれるかもしれません。
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